2018年11月6日火曜日

第42回インターナショナル14級全日本選手権二日目

二日目の14日。夜半から降り始めた雨も朝7時頃にはやみましたが、風は前日と変わりません。第3レースは前日リタイヤした萩原艇と下里艇は艇の破損もあって出艇を自重。 宇都・石田艇は体調が戻って復活です。第3レースは6~7m程度の風の中、西間艇がジャストスタート。艇速もあってトップに出ます。その後強めのブローで藤井艇は1上手前、西間艇、宇都艇はサイドマーク付近で沈。1下は宇都艇、藤井艇、西間艇の順で回航。2下では藤井艇がトップに出ましたが、宇都艇のその後の上りのコース取りがよく再びトップに出てそのままフィニッシュしました。
第3レースを終わって西間艇が1、1、3位、宇都艇が2、DNS、1位、藤井艇は3,2,2位 残り2レースでどのチームにも優勝の可能性は残っています。

第4レースはやや風が落ちて5m程度の風の中スタート。西間艇のクローズが角度、スピード共に良く1上トップ回航。藤井艇が続きました。結局最後まで順位は変わらず、第4レースを終わったところで、西間・柳沢組の優勝が決まりました。
第5レースは風が落ちて不安定な風向風速の中スタート。1上は藤井艇がトップ回航。優勝の決まった西間艇はそのままリタイヤして帰港。藤井艇と宇都艇の総合2位を争うマッチレースとなります。


1下では30艇身ほど藤井艇がリードして回航しましたが、その後の抑えが甘く左海面のパフを掴んだ宇都艇が一気に追いつき2上手前で前に出ました。宇都艇はその後もリードを保ちトップでフィニッシュして、総合2位を決めました。
ここのところ宇都・石田組が連続で優勝していましたので、西間・柳沢組は久しぶりの総合優勝です。藤井艇のクルーの鷲尾選手は17年ぶりのレース参加でしたが、以前何度も優勝経験があるだけのことはあり、二日目からは勘を取り戻してきて練習不足の藤井選手とのコンビも良くなり、トップ争いにも参加できるようになりました。このまま復帰してくれることを願っています。




今年は何とか全日本が開催できましたが、来年も長期計画で準備して開催できるように頑張りたいと思います。運営の主体となっていただいたK16協会の皆さま、ジャッジの皆さま二日間ありがとうございました。

日本インターナショナル14協会
藤井 記