26日の朝江ノ島に行くと弱い北風が・・・そして出艇の頃には2m/s程度の西風に変わります。この風に合わせて少し予定より遅れて予告信号が上がりますが、風が弱すぎて我々の艇はスタートラインにたどり着けそうにありません。1分前にはほぼ無風になりスタート延期に。5分もすると風が吹き始め仕切り直し。
JPN112西間・柳沢艇が下から良いスタート、JPN118藤井・平根艇、JPN宇都・石田艇が続きます。藤井艇が早めに返し、他艇も合わせて来ます。その時点で1上はすでに12時に位置していましたが、予想に反し風は徐々に弱くなりながら西に振れ戻り、一時藤井艇が先頭に立ちました。さらに風は弱くなるとともに、前日の台風21号のうねりもあって艇速は鈍り、気づくと左からのパフを拾った宇都艇が前に出ました。
宇都艇が1上をトップで回航、藤井艇が2番で回航しました。正三角形のコースは軽風でも大きなジェネカーを持つ14には厳しく、サイドマークまでジェネカーを張り続けられたのはパースワールド用に準備した強風用の浅いジェネカーを使用する宇都艇だけでした。結局このレグで3艇は大きな差ができてしまい、このままの順位で第一レースを終えました。
ここから、長~い風待ちが始まります。2時間の待ちを経てようやく吹き始めた南風のそよ風の中第2レースは14時頃スタート。風速は2m/sほどでじりじりした走りが続きます。スタート後は左が良く宇都艇が1上をトップ回航。右を選択した藤井艇は2番で回りました。
先頭の宇都艇と藤井艇の差は僅かですが、風はさらに東に振れて3上への上りはほぼポートの1本コース。これで決まりと思われましたが、最後のフリーレグの途中でほぼ無風に。先に風を掴んだ藤井艇が1着でフィニッシュすることができました。風待ちで時間を要したため。この日予定した第3レースは翌日に延期となりました。
初日を終わって2位、1位で同点ながら藤井艇が暫定首位。この夜行われたK16クラスとの合同の懇親会では大いに盛り上がりました。
日付が変わって27日 江ノ島に到着すると2m/s程度の北東風がコンスタントに吹いています。前日延期の第3レース、時折一人がトラピーズに出られる風でスタート。昨夜遅くまで艇のセッティングを実施していた西間艇が抜群のスタート。スピードと角度も改善されており1上をトップ回航しました。藤井艇は大幅にオーバーセールしてこの日から参加の古垣・菊地艇にもかわされて4番目に1上を回ることに・・・
その後宇都艇が西間艇をかわしてトップに出ます。藤井艇は3回目の上りで西間艇の前に出ましたが、2上手前でバテンが返っていないのに気づかぬまま走り続け再び3位に下がりこのままフィニッシュ。
その後風は南に振れながらさらに弱くなり、風待ちに入ります。約1時間の後、南南東2m/sほどの風でスタート。ここでも西間艇のスタートが良く1上をトップ回航そのまま1下までトップをキープしましたが、マーク回航時にアンヒールで痛恨の沈。何かトラブルもあったようでリタイアとなりました。宇都艇後続艇を押さえてトップフィニッシュ。藤井艇はフィニッシュ直前にアンヒール沈。その間に古垣艇が前に出て2位でフィニッシュしました。この結果順位が確定しました。
このため第5レースをノーレースとして令和元年の全日本選手権は終了となりました。骨折のため出場できなかった萩原さん、来年こそは頑張ってください!
さて、今シーズンのメインイベントは年末年始にオーストラリア パースで開催される世界選手権です。今回参加したメンバーのうち5名、2艇が参戦する予定です。午後になるとフリーマントルドクターと呼ばれる海風が吹くこと有名な地方だけに戦々恐々としておりますが、頑張ってきたいと思います。
今回の開催にあたりお手伝いいただいた県連、レースオフィサー、ジャッジの皆様、K16協会の皆様にお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。
順
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セールNO.
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スキッパー
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クルー
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1R
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2R
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3R
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4R
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5R
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計
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1
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JPN119
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宇都泰隆
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石田知史
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1
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2
|
1
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1
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ノーレース
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5
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2
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JPN118
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藤井義久
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平根洋一
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2
|
1
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3
|
3
|
9
|
|
3
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JPN112
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西間亮
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柳沢康信
|
3
|
3
|
2
|
R
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14
|
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4
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JPN117
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古垣孝
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菊地正滋
|
DNC
|
DNC
|
4
|
2
|
18
|
|
5
|
JPN106
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萩原賢一
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長嶋匡之
|
DNC
|
DNC
|
DNC
|
DNC
|
24
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日本インターナショナル14協会 藤井 記
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